パソコンは自動取引専用の設定をして使う

Gohan

株取引を自動化すると、パソコンがあなた様に代わって判断や注文~リスク管理まで行ってくれます。パソコンの役割は重要ですので、必ず自動取引「専用」の設定をして使用してください。

買ってきたままのパソコンで自動取引はできない

もし、普通に使用しているパソコンをそのままので自動取引に使用したら下記のようなリスクがあります。

  • スリープ状態になり、動作が途中で停止してしまう
  • オンラインストレージ(OneDriveなど)にデータアップロード時に株価データを取り込めない
  • ウィルス対策ソフトが株価データの取り込みを邪魔する

リスクばかりで良いことは何もありませんので、必ず自動取引専用に設定して使用してください。

自動取引用にパソコンを新たに購入する場合の参考購入先

オンライン販売であれば10万円台前半程度のノートパソコンで性能的に十分な機種も多く購入先としてオススメです。

  1. パソコン工房・MouseComputerやHPなどオンライン販売のBTOパソコンがオススメ
  2. 家電量販店での購入はお勧めできない(不要なソフトやサービスがセットになっていて割高)
  3. 中古パソコンの購入は避ける(特に官庁の払い下げ販売と謳った商品は全くダメ!!)

自動取引するための推奨環境

楽天証券の楽天RSSⅡで株取引を自動化する際の推奨環境は下記になります(一部に当サイト独自の判断を加えて記載してあります)

OSWindows 10(32ビット版、64ビット版)、Windows11
ExcelOffice 2013、Office 2016、Office 2019、Office 2021
※いづれも32ビット/64ビッドどちらも可
※Office2016のストアアプリ版は不可
※正規のMicrosoft製品(KingSoftなどの製品では機能しません)
CPUintel Core i7相当以上
RAM16GB以上
ストレージ20GB以上の空き
通信環境安定していればWifi接続でもよい

がんばってもできない場合は、ご遠慮なくサポート依頼をどうぞ

パソコンとExcelを自動取引用に設定します

下表は私がパソコン・Excelを設定する際に使っているチェック表です。

  • ②~⑥までは必須
  • パソコンの再起動から完全自動化したい場合には⑦~を設定します。
  • ⑩のANYDESKはパソコンとスマホに入れておくことで遠隔管理に便利です
項目概要
①開封し通常にWindowsをセットアップするWindows 10、Windows11
②OfficeをインストールOffice 2013、Office 2016(※ストアアプリ版は×)、Office 2019、Office 2021
③不要なアプリをアンインストールOneDriveなどのクラウドに定期的にアップロードするアプリは停止またはアンインストール。ウィルス対策ソフトは重くなるものもあるので注意
④Excelを自動取引用にセットアップ・Excelのオプション→保存→次の間隔で自動回復用データを保存するのチェック外す
・トラストセンター→VBAマクロを有効にする
⑤MarketSpeedⅡをインストール/楽天RSSⅡアドイン登録※このページを参照
⑥タスクマネージャーでスタートアップアプリを確認・停止GoogleDrive(クラウドストレージ全部)など動作の阻害要因は停止または削除
タスクスケジューラでパソコンを自動再起動のタスク作成基本タスクの作成
・プログラム/スクリプト=shutdown.exe
・引数=-r -t 30 -f
タスクスケジューラで自動取引システム起動のタスク作成基本タスクの作成
・プログラム/スクリプト=ファイルパス
※対象ファイル右クリック→パスのコピー
⑨PC起動時のパスワードまたはPIN入力を省略させるMicrosoftの公式ツール「Autologon」をインストール/設定
ANYDESKをインストールし固定パスを設定しておく※自身で遠隔操作・確認用に固定パスワードを設定しスマホなどにANYDESKを入れておく
その他 必須設定・電源は常時ON
・スクリーンセーバーなどは使用せず、必要に応じディスプレイの照度を下げる
ウィルス対策ソフトは使用せずWindowsDefenderのみ使用
・LANケーブル接続でもWifiでもあまり差はない

ABOUT ME
かぶ自動化LAB
かぶ自動化LAB
代表 三澤
2005年から日経225先物株取引を自動化しています。現在は楽天RSSⅡで日本株・ETF・株価指数先物の自動取引システムを考案からシステム制作まで一貫してやってます。コレがめちゃ楽しく、日々研究を重ねながらシステム制作&取引をとても楽しくやらせてもらってます!
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