2025.01.09

SOR注文の価格改善効果をフル活用して利益を上げる

Gohan

楽天証券などで日経225Miniや日本株の取引で「SOR注文」という仕組みがあります。

SOR注文を有効にして取引すると、「指値」注文を出した場合でも、より有利な価格で約定できる取引所に割り振ってくれることにより、有利な価格で約定することがしばしばあります。コレって一体どんな仕組みになっているのでしょうか？

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SOR注文が瞬時にPTSに取り次ぐことができるのは、以下のような仕組みが考えられます（詳細は公開されてませんので推測です）。

高速な通信ネットワーク: 証券会社と取引所、PTSの間には、高速な通信ネットワークが構築されています。これにより、リアルタイムで市場の価格情報を取得し、注文を迅速に実行することができます。
高度なアルゴリズム: SOR注文のシステムには、高度なアルゴリズムが搭載されています。このアルゴリズムは、複数の市場の価格情報を分析し、最良の執行価格と取引所を瞬時に判断します。
専用の接続回線: 一部の証券会社では、取引所やPTSと専用の接続回線を設けることで、より高速なデータ伝送を実現しています。

SOR注文は、HFTのような超高速な取引を行うことを必ずしも前提としていません。ただし、SOR注文のシステムも高速化が進んでいるため、HFTの技術の一部が活用されている可能性はありそうです。

・・・ということは、もし、SOR注文をフル活用できればその恩恵を大きく享受できることになります。具体的には下記の取り組みをすればそれが可能になりそうです。

1. 取引頻度を高める

塵も積もれば山となる: 日経225Miniの場合、SOR注文は比較的有効に働きやすいように感じますが、価格差はわずかです。しかし取引回数が多ければ金額も大きなものになります。
対象銘柄: 日本株においては、SOR注文の有効度合いは銘柄によって異なりそうです。どの銘柄が良いかは自分で見つけるしかありませんが、日経225と同様に取引頻度が多ければ恩恵も大きいことになります。日本株の信用取引は手数料無料ですが、日経225は手数料がかかります。
手数料: 日本株の信用取引は手数料無料ですが、日経225は手数料がかかります。

2. 注文タイミングの工夫

市場が活発な時間帯: 流動性が高い時間帯（午前9時～11時頃など）に注文を出すことで、より多くの取引所から価格情報を収集し、より良い価格で約定する可能性が高まりそうです。
ニュース発表前後の時間帯: 企業の決算発表や経済指標の発表など、市場が大きく動く可能性がある時間帯は、価格変動が激しいため、SOR注文の効果が限定的になる場合がありそうです。

3. 注文数量の調整

注文数量: 日経225Mini1枚など小口注文であれば、より多くの取引所に注文を分散させることができ、価格改善効果が期待できそうです。反面、Mini10枚の注文だとSOR注文を有効にするがゆえに逆にデメリットが発生してしまう場合が度々ありましたので注意です。

この取り組みの為のシステムが「2nicoon_Optimus」です。

2nicoon_Optimusの動作は今までのモノと異なるため、昨日のデイセッションではバグがあり大きめのロスカットが発生してしまいマイナスになってしまいました（今朝の再起動時に自動修正されます）。

楽天RSSではRssFOPOrderList又はRssOrderList関数でSOR注文での価格改善効果、手数料減額効果を表示できます。昨日の効果は下記のとおりです。

昨日のデイセッションではOptimusにバグがあり、動作が芳しくありませんでした（実働を重ねないと見えてこない部分が多々ありました）。

今朝の再起動時には自動修正されます。また、設定を一切せずとも有効性の高い取引ができるように改修されます。

※マイクロはSOR注文も使えず手数料のウェイトも大きいので非推奨です。

また、2nicoon_ULTRAは来週から大きく改良され再開予定です。

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３つの設定のポイント、2nicoonΩで稼ぎたい人は必ず読んでください（※一部編集があります）