株価指数先物ストラテジー

「寄り前Tama」と「寄り前注文」の判定方法と違い

Gohan

寄付きで新規ポジションをとるストラテジーに「寄り前Tama」と「寄り前注文」の2つがあります。この違いについての解説をします。

判定の方法

この2つのストラテジーはどちらも寄付きでエントリーします。

  • 前セッションの「基準値」を予め算出しておきます
  • 寄付き直前まで板状況を監視し、寄付き見込み価格を算出します。

ここまでは「寄り前Tama」と「寄り前注文」も同じです。

寄り前Tamaの判定

  • 「基準値」+「マージン」以上の差が生じる場合のみ、日経225Mini又はTOPIXどちらが割高か割安かを判定します

寄り前注文の判定

  • 単に、「基準値」に対して日経225Mini又はTOPIXどちらが割高か割安かを判定します

つまり、「寄り前Tama」では下図の赤○と青○に「マージン」以上のサヤが無いと判定しないのに対し、「寄り前注文」ではサヤの程度に関係なく判定します。

寄り前Tama寄り前注文
新規判定&注文時刻8:45AM 及び 16:30PM 同左
返済時刻15:15PM 及び 8:45AM 又は 利食い・ロスカット同左
基準値の設定可能(MA期間の項目)固定
新規判定頻度「判定ナシ」もあるほぼ毎セッション
使用できる人解除KeyBをお持ちの方たまNTメンバーさん全て

実際に使用した印象

「寄り前Tama」の方が「判定ナシ(=見送り)」も多く、ポジション保有回数は「寄り前注文」よりも少ないですが、より確実にサヤトリをやってくれる印象です。

判定のミスも少なく、成果も上々です。

ABOUT ME
かぶ自動化LAB
かぶ自動化LAB
代表 三澤
2005年から日経225先物株取引を自動化しています。現在は楽天RSSⅡで日本株・ETF・株価指数先物の自動取引システムを考案からシステム制作まで一貫してやってます。コレがめちゃ楽しく、日々研究を重ねながらシステム制作&取引をとても楽しくやらせてもらってます!
記事URLをコピーしました