米大統領選で荒れそうなマーケットを逆手に取り、株式ガッツリ生活を送るには?

徳川幕府最後の将軍 徳川慶喜は、渋沢栄一の事務所を通じて購入した株式配当でかなりの収入があったといわれます。天性多芸の凝り性であり、できぬことのない知識人だったとも語られます。
華族や皇族の皆さんがどんな銘柄を保有しているのか気になりますが、徳川慶喜は第一国立銀行(現:Mizuho)、大日本人造肥料(現:日産化学)、日本鉄道、浅野セメント、日本郵船などの株式を保有したといわれます。徳川慶喜とまではムリにせよ、日本株の自動取引で稼いで優雅な日常を過ごしたいものです。
年後半は米大統領選も相まってマーケットは荒れそうな気配が漂ってきました。そんな中でも株式投資を自動化した「隊長さん」で株式ガッツリ生活のポイントを少々まとめました。

隊長さんのステイブル戦略は上昇相場・下落相場でも安心
米国大統領選挙を控え、これから株式相場は荒れる又は大きく下落する心配もしておく必要がありそうです。ドルの信任さえ揺らぐような混乱もあるかもしれません。
長期投資で○億、○十億と資産が膨らんでいる方もビビる事態が起きぬとも限りません。

そういった場面でも「隊長さん」のステイブル戦略では、下落相場・上昇相場どちらも関係なくこなすことができます。
ある程度、ほっておいても大丈夫なのも隊長さんのステイブル戦略の良い点です。
「いや、その点は日経225Miniだって同じでしょ」と思うかもしれませんが違います。日経225Mini(株価指数先物)は、利益を手にするための難易度がとても高く、万人向きではありません。
レバレッジをかけて増やすことには向いてない
では、利益を更に投資に回しレバレッジをかけて資金を雪だるま式に増やせるかというと否です。特に自動取引では「ひっそりこっそり」注文させるのが鉄則です。目立つ板を並べたり、何人もが同じタイミングで同じ注文を出したりするのは禁物です。
同じ理由で、「隊長さん」では自己資金は100万円から600万円くらいの間が適正な資金量目安です。それ以上に増えた資金は別のアセットに回すなどが正しい取り組みだと思います。

別のアセットとはナンだ?
先日のトランプさん襲撃は、何やら現在のアメリカ合衆国を象徴する背景がありそうで、気になる事件です。私は大幅なドル安も想定していますが、下記のような想定をしており、一部は徐々に進めています。
✅ドル安が進行する前に検討したい銘柄
名称 | 証券コード | 配当利回り | 業種 |
---|---|---|---|
中越パルプ | 3877 | 4.0% | 紙パルプ |
DM三井製糖ホールディ | 2109 | 3.9% | 食品 |
王子ホールディングス | 3861 | 3.8% | 紙パルプ |
トーモク | 3946 | 3.3% | 紙パルプ |
あさひ | 3333 | 3.3% | 小売 |
特種東海製紙 | 3708 | 3.2% | 紙パルプ |
中部飼料 | 2053 | 3.2% | 飼料 |
マルハニチロ | 1333 | 3.0% | 食品 |
日本甜菜糖 | 2108 | 2.9% | 食品 |
レンゴー | 3941 | 2.9% | 紙パルプ |
ニップン | 2001 | 2.8% | 食品 |
フィード・ワン | 2060 | 2.8% | 飼料 |
ニッスイ | 1332 | 2.7% | 食品 |
極洋 | 1301 | 2.7% | 食品 |
日清製粉G本社 | 2002 | 2.7% | 食品 |
✅ドル安が進行した段階で検討したい銘柄
エコペトロール(EC NYSE)コロンビアの政府系石油会社/高配当期待銘柄31.21%
キンダーモルガン(KMI NYSE)パイプライン企業/景気後退時に強い/配当5.35%
オシスコ・ゴールド・ロイヤルティーズ(OR NYSE)カナダを拠点とする貴金属ロイヤルティ企業/ここ数年で値上がり期待銘柄
他にも沢山ありますので調べてみてください。
✅金地金(インゴッド)を買う
金の地金(いわゆる延べ棒)を購入するのは過去も今もこれからも、最も安心できる資産の守り方の一つです。一説にはここ数年のうちに2倍、いや5倍という予測もあります(価格が上がらなくてもそれはそれでよいとも言えます)。
だがしかし・・日本において課題は税金です。価格が上昇して譲渡する場合、金地金の譲渡所得は総合課税となるため、場合によっては利益の45%の税金が発生します。
であるならば、楽天証券などで金スポット(無期限の先物)を購入するのも手かもしれません。この場合には分離課税20%となります。その他にも金地金の購入は、消費税はかかるし、手数料などもかかりますが、それを差し引いても金地金は購入する価値はあるのでしょう。

ここからは税制の抜け道みたいな内容ですが、節税の基本は「分散」です。
例えば、子供の学費は結構な負担になります。
私自身がそうなんですが、地方都市から都内の理系私立大学に子供が通う場合などは、年間の出費は400万円程にもなります。日本の税制では、給与などの所得から税・社会保障費などを支払った残りのお金の中から「学費を捻出」することになるので大きな負担です。
そこで大学生の息子に日本株の自動取引を教え、息子自身が自分の証券口座で日本株の自動取引をすることで、所得分散になり税制的も有利です。何より社会や経済への関心が高まり、生きていく上で良いことばかりです。
日経225Mini(株価指数先物)やFXや、仮想通貨の取引などでは危険が大きすぎるし投機的すぎて子供に進めることはとてもとても考えられません。
ちなみに、大学生でも信用口座開設ができました。

※ただし、「隊長さん」はお一人でしか使えないので家族で使いまわしはできません。
以上、参考になれば幸いです。