この6つを覚えておく
サヤトリ成功の為に、次の5つを覚えておいてください。
①短期取引に徹する
日銀の政策や世界の金融状況で、日経平均とTOPIXのサヤは大きく変化する場合があります。
よって、日経225MiniとTOPIXのサヤトリで中長期投資では、場合によって大きな利益(又は大きな損失)となる場合があります。
よって、無難にサヤトリシステムを動かす場合には短期取引に徹するのが良いと思われます。
※たまNTでは初期設定ではデイトレ-ドになっています。ポジション保有中に動作停止させると持ち越し可能です。
②こっそり取引する(多量の取引はしない)
機関投資家のHFTで大量の注文をさばく場合、「他の参加者に悟られないようにコッソリ(細かく分けるなど)」注文を出します。
私たちの手元のパソコンでおこなう自動取引でも「こっそり取引」するのが基本だと思います。それには4つの要因があると感じます。
- 出来高
- 板状況
- HFTの動き
- 他の参加者の動き
永年自動取引をやっていると、注文枚数が多く、小刻みな取引をしようとするほど難しさが増すように感じます。サヤトリでは日経225Mini7枚(場合によって枚数は変化します)+TOPIX1枚が基本仕様です。
③SQ前・SQ当日は止める
メジャーSQの2日前~当日朝は、機関投資家のオプション取引に絡んだ動きが活発になります。その為、サヤトリの寄り付き前の判定が難しくなります。
(次回のアップデートでは、指定日に自動停止機能を追加の予定)
④出来高はデイトレ以上に重要(ナイト引けは避ける)
日経225Miniは常に出来高が豊富ですが、TOPIXは夜間の取引量はかなり低下します。
よって、6:00AMのナイトセッション引け決済を成行でおこなうと不利な価格で約定することがありますので、この時間帯の決済は避けた方が無難です。
しかし、たまNTではこの時間帯の決済も選択可能な理由は、資金が少ない場合にはこの時間に決済しておかないと8:45の新規建てで資金不足に陥ってしまう恐れがあるので、それを避けるための措置として設定可能になっています。
⑤TOPIXminiの寄付き・引け注文は避ける
別の記事でも書きましたがTOPIXminiの寄付き・引け成行注文は難しいので避けた方が無難です。
ただし、たまNTではTOPIXminiでも成果が十分に期待できるストラテジーを開発中で近々に実装いたします(2023/4予定)。ザラバ中に板状況を監視して注文を出す仕組みです。
⑥最低1日1回は保有状況を確認する
もし、何らかの理由でカタバリになってしまったことに気が付かずに放置してしまったら大変です。
スマホなどに「ネットトレーダーライトF」などアプリを入れておくなどで、できればセッションに1回は保有状況を確認し、万が一のトラブルの際は決済するなど処置をしてください。